美容という仕事を通じて◯◯

仕事はなんですか？と聞かれたら

「美容師です。」と、そう答えていました。

当たり前です。
何故なら美容師だから。

しかし…。

マクドナルドの店員は、笑顔で接客をしてくれます。

たまに行きますが、元気をもらいます。

たまにセブンにも行きますが、丁寧にお会計をされると、やはり気分が良いです。

特に、お釣りをもらう時なんか、下に手を添えられたりしたら気持ちが温かくなるものです。

美容師の仕事は、お客様の滞在時間が長いので、他の業種よりも、お客様との関わりが多くなります。

で？

何をしてあげられるか？という話。

綺麗になってもらう…、プラスαのなに？

自分が、学生の頃、容姿に自信が持てない時期があり、美容室に何かを求めて行きました。

当時はウルフカットが流行っていて、それにしてもらいました。

20年前なのに未だに鮮明に覚えています。

仕上がりをみて稲妻が走りました。

鏡を見たら、メチャクチャカッコよくなっていたのです。

気分はブチ上がりです。

意味もなくその辺をウロウロしながら帰ったのを昨日のことのように思い出します。

今思えば、自信がついたんだと思います。

やっぱり、いくら上手くカットできたとはいえ、魂の部分で…

もっと…コアな部分って言うんですかね？

堂々とできる要素を作ってあげたいなと。

それがたとえ、シャンプーだけだったとしても、前髪カットのみだったとしても。

自分を通じて、更に自分に自信を持ってもらう。

そういう思いで仕事をしていくと、改めて思った1日でした。