誰しもが人生初のパーマがあったはずです。
それが、思ったより強すぎたり、逆に弱すぎたり…
だから、パーマする方はいつもより力みます(笑)
さて、今回モデルさんのサトーさん。
人生初のパーマという事でございます。
ビフォー
どストレート。
カウンセリング
パッと見た感じ、このようになります。
分け目の問題と、毛先のかかりづらさと、ダメージ。
今回、一番ネックなのが、猫っ毛なので、ウェーブが出づらいというのと、ダメージが受けやすい
。
ここを考慮して、取りかかります。
カット
見た感じ、お分かりと思いますが、毛先の丸の部分
ここが、軽すぎる(セニングで取りすぎている)状態のままパーマをすると、パサパサ、ないしは、ウェーブがだれて見える為、厚さを出す為、ブラントカットで切り込みます。
【カット完成】
パーマ
今回は、比較的ウェーブをつけたかったので、コールドでかけていきます。
システアミンのつけ巻きで放置5分で充分カールが出ます。
ここで注意なのは、付け巻きの場合
最初に付けた1液と最後の1液とのタイムラグを出来る限り埋める為、ワインディングは10分以内が理想
ロットアウト
水洗後
フィニッシュ
これで完成なんですが
実は今回、パーマの質感をよりよく見せる為、2種類のスタイリングしたスタイルを見比べてみたいと思います。
まずは
プロダクトWax
これで
【メリット】
・クッキリとしたリッヂ感が出ない分、柔らかなウェーブを表現する事が出来る。
・ベタつく事がないので、手で触っても操作性が良い。あと、匂いが柑橘系なので良い。
【デメリット】
ウェーブ感じが欲しい場合は、物足りない。
proistムース
これを使うと
【メリット】
・これは、数あるムースの中でも、とにかくベタつかない。
・ウェーブがみずみずしく表現出来る
【デメリット】
・一度、水スプレーを付ける必要がある
では、見比べてみます。
【フロントシルエット】
【バックシルエット】
おぉ…、なんとも分かりやすい。
パーマは何のスタイリング剤を付けるのか?で、かなり印象が違ってくるという事が分かったと思います。
今回、個人的な意見としては、髪質に合っていたスタイリング剤はproistムースでした。
雰囲気にもマッチしていたし、何よりモデルさんが一番喜んでいたので、それが正解かなと思います(^ ^)
参考にしていただけると幸いです。
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