現在は、電話の予約よりもホットペッパーでの予約が増えてきたので、無くなってきましたが、昔は多かったこんな予約の電話…
「カットの上手な方でお願いします…。」
美容師の方ならピンとくるこの予約。
お客様側の思惑
恐らく、このようなご予約をされるという事は
①過去に美容室でよっぽど酷い目にあわされたことがある。
②本当に上手な人にやってもらいたい。
③今までカットされて気に入ったことが一度もない。
④とりあえず言っとく。
こんなとこでしょうか。
確かに気持ちは分かります。
10センチ切ってと伝えたのにも関わらず、20センチ切られた事がある人はトラウマでしょうし。
逆に、バッサリ切ってとお願いしてるにも関わらず1センチカットする事を進められたり。
どんな理由があるかは人それぞれ。
お気持ちお察しします。
一方、美容師側はどうなるかというと…。
美容師側
この電話を受けて、美容室では一体何が起こるかというと。
①電話をとったアシスタント同士がざわつく。
②イラッとした口調で、アシスタントが店長にその旨を伝える。
③スタイリスト同士誰が担当するか話合う。
④アシスタントが気を利かせて何もなかったかのように予約表に名前とメニューしか書かない。
⑤電話で「全員上手なので大丈夫です。」と言っちゃう。
お店によってはバラバラだと思いますが、多少ではあるが波風は立ちます。
お客様と美容師側のズレ
・お客様はトラウマを負っている。
・美容師側は、とんでもないクレーマーのお客様が来ると勝手に思い込んでいる
分かりますか?
お客様はどちらかというと救いを求めている。
お客様の心の声「お願い…、助けてちょうだい…、私はもう、疲れたの…。なかなか要望が伝わらないことに…。」
これに対して美容師は割と厳戒態勢
「うわぁ…、どうしよう…、デビィ夫人みたいな方だったらやばいなぁ…。」と、構えます。
そう、食い違いが起きてるのです。
解決策
普通に予約して、悩みを美容師さんに打ち明ける。
これだけで大丈夫です。
不安は不安を呼び寄せますので、逆効果になることがあるので、多少不安はあるとは思いますが、今抱えている悩みを普通にカウンセリングで言うのが一番と思います。
美容師側
お客様が抱えている悩みを聞きすぎることなく、ある程度、外に出ている情報から先読みしてあげなきゃならないと。
とにかく安心させてあげようという気持ちを持ってこれからも1人1人と向き合っていきたいと思います。
にほんブログ村
⇧
押してください。