リアルサロンワークの中で、縮毛矯正がありますが
当店の縮毛矯正は、ヘアエステ込みで¥17900
決して安くは無いです。
気になると思うんです、お客様は
なんで、そんなに値段が違うのか?って
縮毛矯正のプライス差問題
リアルな話しますと、使用する薬剤の違い
これが大きいのは確かです。
その他にも
・使用するシャンプー
・薬剤
・使用するアイロン
・トリートメントの希少性
・アウトバストリートメント
・知識を得る為の書籍や講習費
etc…
場所によって、設定の値段が変わるのは仕方ない事だと思うので、そこは端折りますが
一番の違いは、やはり、こだわりなのかもしれません。
こだわる事をあまり良しとしない考え方も存在する中で
あえて、ここは声を大にして言いたい
こだわりこそがブランド
こだわりは必要と
何をそんなにこだわるところがあるのか?
自分が最もこだわってる点は
アイロンの温度
大きく違う場合だと、お客様によっては50度違います。
この温度の見極め方は、髪の太さや、癖の強さによって変わりますが、大体触って確認します。(経験による判断)
温度の何が大切なのか?!
では説明します
まず、髪の毛というのは99%が18種類のアミノ酸からなるケラチンというたんぱく質なんです
で
例えるなら生卵ありますよね?まさにあれです。
そして、目玉焼きありますよね?あれ作るのに熱入れますよね?
卵って、一度焼くと、元に戻らないじゃないですか、髪も同じで、一液で軟化(一番最初につける薬)した髪に高温でアイロンするって事は、生卵にアイロンするようなものなんです。
そのぐらいデリケートな作業なのです。
大体、アイロンで設定した温度と、髪にアイロンをスルーした時の温度は約30度〜40度の違いが出ます。
ここからが大事なのですが
髪の毛の性質が変わる=目玉焼きになる現象を
タンパク変性って言います。
そうなったら大変で
何が大変か?というと
・髪が硬くなる
・カラーリングの染まりにムラが生じやすくなる
・パーマがかからなくなる
・バサバサした質感になる
・艶がなくなる
オーマイガーです。
極力、そうならないようにする為に何が出来るか?
タンパク変性するギリギリの温度を逆算してアイロンする事。
そうする事で、その後、カラーリングしても、比較的綺麗に染まりますし、パーマもかかります。(個人差あり)
もちろん、一液にこだわるのは当たり前の話なので、それはまた機会があれば書きたいと思いますが
それだけ、アイロンという作業1つとってもドラマがあるのだという事を知っていただきたかったのです。
ちょっと真面目な事を書きすぎて、気持ちがタンパク変性してまいました。
お後がよろしいようで…
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梅雨カモン
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