デジタルパーマのイメージ
皆さんどのように感じていますか?
- 持ちがいい
- カールが強い
- 時間がかかる
- ダメージが強い
こんなところでしょうか?
実は、デジタルパーマはみんなが思ってるよりも、難しくはありません
むしろ、簡単です。
それを少し解説しながら説明していきます。
デジタルパーマはダメージが出るは嘘?!
デジタルパーマは痛むイメージがあると思いますが、それは全くの嘘です。
デジタルパーマが悪いのではなく、使う薬剤が間違っていたり、デジタルパーマ自体の温度が間違えると痛みます。
それを証明する1つの例をご紹介します。
パターンA

ここに、同じ方から切った髪の毛束を用意しました。
使う薬剤のスペックは
- アルカリ→0.7ml
- TG→ 5%
- Ph→7.7
- シスアミ、チオ、シスブレンド

温度は左から80℃、60℃、45℃

左から45℃、60℃、80℃となります
当たり前の結果となりました。
ドライしてみる

手は使わず、風だけで乾かしますと

(雑巾が汚いのは気にしたいでね)
左から45℃、60℃、80℃
乾かした時、濡れてる時と乾いてる時のギャップが少ないのは高い温度でやった毛束はカールが強いです。
しかし、高温になると、ガサガサした手触りになります。
結論
今回使用した毛束はカラーリングされている毛束で、少しだけ癖がある状態でした。
使用した薬剤のスペックはアルカリも少なく、TG低め
それにも関わらず、温度でカールの強さがまるっきり違います。
1番良いなと感じたのは
低アルカリで中位の温度でデジタルパーマして
濡れてる時にムースをつけて自然乾燥
これがコテで巻いたような質感になるやり方だと確信しました。
これからデジタルパーマを推していきたいと思います。
2021年7月。
美容業界はパーマ率が低迷しており、どこもかしこもパーマ率は低いと思われます。
そんな中、私は逆張りで攻めたいという訳でございます。
分かりやすく例えるとビットコインを今から売る発想に近いかな?(短期目線です。)